年長組が、6月に田植えをしたもち米の稲刈りを行いました。

秋晴れの中、お友だちは歩いて元気に田んぼへ出発。3ヶ月前は細く小さかった苗もぐんぐん成長し、今では黄金色のお米がずっしりと実りました。いつも田んぼの世話をしてくれている福山さんから「稲の根元を持って、かまをぐっと手前に引くんだよ」とかまの使い方とコツを教えていただき、まずは先生と一緒に稲刈りに挑戦しました。

「かたくてむずかしいよ」「じょうずにきれない」と悪戦苦闘しながらも一束一束丁寧に刈り取り、向きをそろえて畔に集めました。徐々にコツを掴んでくると、先生が見守る中１人でかまを使って稲を刈るお友だちの姿も見られました。

刈り取った後は「どんなにおいがするかな？」と切り口を嗅いだり、「これでおちゃわん何杯分かな？」と稲穂に実った米粒を数えたりとじっくり観察を楽しみました。お友だちにとって、田植えから稲刈りまでの体験は農業の手間や収穫の喜びを感じるいい経験となりました。

12月には取れたもち米を使ってもちつきをする予定です。楽しみですね。