まもなく卒園を控えた年長児たちが、幼稚園生活最後となる保育参観で、成長した姿を保護者の皆さまに見ていただきました。

あひる組、うさぎ組のそれぞれの保育室には、子どもたちが作った大小さまざまなお雛さまが飾られ、保護者の皆様も一つひとつ感慨深げに見入っておられました。

うさぎ組では、みんなで「ひなまつり」の歌をしっかりと歌う姿や、日常の中で疑問に思ったことを積極的に調べてみようとする姿勢を見ていただきました。
また、あひる組では、みんなが一生懸命に取り組んできた「逆上がり」を披露し、互いに刺激し合いながら努力をすることを学んできた姿を見ていただきました。

続いて、リズム室に移動して、卒園式で保護者の皆さまと園児たちが一緒に歌う歌の練習を行いました。すでに、「胸がいっぱい…」と話されながらも、大きな声で歌う我が子の姿を頼もしく見守っておられました。

後半は、全員が春間近な園庭でドッジボールを楽しみました。
最初は、あひる組対うさぎ組の園児同士の対決です。「こっち！　こっち！」、「ボールを外に出して！」と、作戦を考えながらもお友だちと一緒にボールを投げ合っていました。結果は「引き分け」でしたが、互いの健闘を称えました。

続いて、各組でお母さんチーム対子どもたちの対戦を行いました。
お母さんたちも本気を出してボールを投げたり小さなコートの中を走ったり。子どもたちも必死にボールをあてようと投げます。参加されたお母さんは、「3年前には小さくて弱虫だったのに…そのときには考えられないほどたくましくなりました。早いですね」と感想を話してくださいました。

こうしてお友だちみんなと過ごす時間もあと少しとなりましたが、1年生に向けての意気込みや成長する姿をしっかりと見ていただきました。

参観終了後は、各組で担任の教諭を囲んでの懇談会も行いました。