園児の保護者を対象に、9月の子育てトークサロン「ほっこり」を学園会館で開催しました。

今回は、『愛情たっぷり！！野菜を育てよう』とのテーマのもと、23名のお母様がお集り下さいました。講師は、コンテナ栽培に詳しく、農家にもレクチャーして栽培法を広めている株式会社カネ八商店（三重県桑名市）代表取締役の加藤眞八さんです。みんなで栽培でスティックセニョールという茎ブロッコリーの苗の植え込みを行いました。

はじめに講義として、この夏収穫された野菜の写真などをスライドで映しながら、植物の特性やコンテナ栽培の利点などをご紹介いただきました。「植物を育てるということは、今はどんな状態なのか、よく育つにはどうしたらいいかなどを考えるため、相手を受け入れる気持ちが育ちます。子育てのヒントにもなりますよ」とお話しいただきました。

続いて、土の種類や農薬についての正しい理解を教わった後、スティックセニョールの苗をコンテナに植え込みました。「2～3日に1度水をたっぷり与え、10円玉くらいに育った頂花蕾（ちょうからい）を摘心してください。いっぱい蕾が出てきたら朝夕に2回水やりして、10日置きに肥料をやれば、3月まで収穫できますよ」とアドバイスをいただきました。

参加した保護者からは「園芸ってこんなに簡単でいいの？ と驚きました。来年はぜひ、夏野菜の栽培方法が知りたいです」「おいしい野菜の選び方も教えていただいて、とても勉強になりました」といった声が聞かれました。終了後も、加藤さんに栽培方法の質問や家庭で植えている花の相談に答えていただくなどで盛り上がり、今回の「ほっこり」を終えました。