未就園の子どもたちと保護者を対象に実施している体験入園「みつばちぶん」に55組67名の親子がご参加くださいました。「楽器遊びをしましょう」をテーマに、木琴の一種であるマリンバ、管楽器のユーフォニウム、ピアノやトライアングルなどの楽器を使った演奏を楽しみながら、少し早いクリスマス会の雰囲気を体験していただきました。

楽曲は、奈良文化女子短期大学の小川純子先生とウィンドアンサンブル部の生徒藤田さん（2回生）と川野さん（1回生）によるとなりのトトロの「さんぽ」、崖の上のポニョの主題歌、クリスマスソング「そりすべり」など。ユーフォニウムの心地よい響きとマリンバの弾む演奏に誘われて、子どもたち皆が歌ったり、跳ねたりしました。

「パンダウサギコアラ」や「むすんでひらいて」の手遊びの後は、手作りのマラカスが配られました。「森の音楽家」、「おもちゃのチャチャチャ」、「ジングルベル」…子どもたちは演奏に合わせて、シャカシャカシャカと小さなマラカスをいっぱい鳴り響かせ、自然と音が揃っていきました。

その次は「サンタさんが大好きな曲があるよ～」と先生たちがハンドベルで「きよしこの夜」を演奏しました。明かりが落ちた部屋にツリーのきらめきとハンドベルの澄んだ音色が響きます。演奏が終わると幕の後ろからサンタさんの白い袋が登場しました。サンタさんからの手紙には“よいこの皆へプレゼント”。子どもたちは大感激でサンタさんに大きな声で『サンタさん、ありがとう！』とお礼を言いました。

最後に園長先生から「今日は皆が持っている色んな気持ちが出てきました。音楽が始まると“歌いたいな”、“踊りたいな”の気持ち。サンタさんへの“ありがとう”や“うれしい”の気持ち。今日は心の中にほっこりした気持ちを持って帰っていただけるとうれしいです」と挨拶がありました。

参加された保護者の方からは「とっても楽しく歌っていて、マラカスを家でも作りたい」の声や、子どもたちの「楽しかった！」という元気な声をいただきました。

次回は、2月14日（土）「年長さんとの触れ合いを楽しみましょう」の予定です。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。