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年中児、年少児の劇あそび参観を行いました

  • 年中児、年少児の劇あそび参観を行いました
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 きく組(年中児)は「3びきのこぶた」のおはなしです。おおかみが、こぶたたちが作った わらのお家、木のお家、そしてなんとレンガのお家まで吹き飛ばしてしまいます。さあ大変!ここから子どもたちの発想で、おはなしが広がります。またおおかみが来ても壊されないお家にするために、ビリビリ光線、いたずらホース、冷たいと溶けるから熱い氷、そして最後に金棒がド~ンと落ちてくる、というお家をみんなで作り、無事おおかみをやっつけました。
 たんぽぽ組(年中児)は「おおかみと7匹の子やぎ」のおはなしです。おおかみの親分は先生、そして子分は子どもたちです。子分は、うまくだまして子やぎを食べることができるのでしょうか。子やぎとのやりとりを楽しみながら、薬屋さんや粉屋さん、散髪屋さんに行って、なんとか子分は子やぎをだまそうとがんばりました。薬屋さんのお薬で声を変えてみたり、粉屋さんの粉で手足を白くしたり、散髪屋さんへ行って耳がクルンとなるようにパーマをかけてもらったり、フサフサで大きいしっぽを切ってから、ちぢみ剤で細くしてもらったり…。「そんなのお母さんじゃない!」と子やぎに帰されてしまう度に、次の方法を考えました。
 すみれ組(年中児)は「おふろ遊び」のおはなしです。空の上に住む魔法使いのおばあさんにお城へ招待してもらい、不思議なおふろを体験します。「ちちんぷいぷい、ホウキになぁ~れ!」の呪文で、魔法のキラキラカードでお城まで飛んでいくための魔法のホウキを出す時は、嬉しそうな、少しドキドキしているような様子でした。お城に着いたら、どろんこぶろで かいじゅうになったり、あついおひさまぶろ、つめたい雪ぶろに入ったり…。虹のジュースも美味しく楽しく飲みました。そして、おばあさんのおふろのおかげで、一層元気で力強い子どもになって帰ってきました。

 そして、年少児、みかん組・りんご組・もも組は、「ももちゃんと こいぬのおつかい」のおはなしで遊びました。お部屋に保護者の方がたくさんいるので、とまどった様子も見られましたが、子ども達は目をキラキラさせながら、お話の世界を楽しんでいました。こいぬのシロになって、信号があったり、怖い野良犬のクロに出会ったりしますが、大好きなももちゃんを助けたい!という気持ちで頑張って、無事お肉屋さんでお肉を買って帰り、美味しい゛わんちゃんカレー゛を作ってもらえました。

 即興だからこそ、子ども達のつぶやきやアイディアで、お話の世界が面白く展開したり、ハプニングが起きたとしても、みんなで相談して乗り越えたりすることが出来ます。そんな時に出る、子ども達のまっすぐな気持ちや表情、声を大切に受けとめて つくっていく劇あそびが、子どもたちは大好きです。