まもなく卒園を迎える年長児たちを送る「お別れ会」をリズム室で行いました。

年長児たちは、在園児、教職員、保護者の皆さまの温かい拍手に迎えられて元気に入場しました。そして、入園の頃に比べてひと回りもふた回りも大きくなって誇らしげに自己紹介する姿に、一層大きな拍手が送られました。

お別れ会は、保護者コーラス部の皆さまから歌のプレゼントでスタート。お母さん方のお茶目な仮装には、会場から大きな拍手と子どもたちの大歓声が響き、子どもたちの大好きなアニメソングなどのすてきなハーモニーを次々に披露していただきました。また、年長児保護者の方が“ぶんたん幼稚園バージョン”に作詞してくださった『YELL』（いきものがかり）が歌われると、目に涙を浮かべて口ずさむ多くの保護者の姿が見られました。

この他にも、年少児からは「いっぱい遊んでくれてありがとう」と、年中児たちからは「小学校に行ってもがんばってね。シロくん（モルモット）のお世話がんばるよ」と頼もしい言葉と歌のプレゼントがありました。

続いて、先生たちから和太鼓演奏がプレゼントされました。みんなが帰った後に一生懸命に練習してきた『祝太鼓』と、太鼓を指導してくださっている安川さんと先生たちが一緒に作曲した『弾（はずみ）』を力強く演奏し、駆けつけてくださった安川さんと共に、子どもたちの新しい船出をお祝いしました。
先生たちのすばらしい演奏に、保護者の皆さまから「子どもたちの世話をしながらの練習は大変だったと思いますが、先生たちの気持ちがうれしいです」と惜しみない拍手が送られました。

年長児たちは感謝の気持ちと、春からスタートする1年生としての新しい生活に胸を躍らせながら『1年生になったら』を元気に歌い、お別れ会を終えました。

お別れ会の後は、高田キャンパス内の奈良文化高校のさくら食堂に移動して、「お別れバイキング」を楽しみました。出席いただいたお母さんから「『YELL』の“さよならは別れの言葉じゃない”という言葉が心に残りました。子どもたちにとっても親にとっても、とても素晴らしい3年間でした」と、うれしい言葉をいただきました。

幼稚園生活もお友だちとの楽しい時間もあと少し。思い出に残る楽しいお別れ会になりました。