第48回となる平成26年度「卒園式」を挙行しました。「奈良文化幼稚園」と名称が新しくなった本園初の卒園児となる71人が、在園児、教職員、保護者や来賓の皆様に見守られながら、大好きな学び舎を巣立ちました。

リズム室で執り行われた式では、元気な声で園歌を斉唱した後、角田道代園長より一人ひとり修了証書を受け取りました。角田園長は、「優しさは人の気持ちを温かくさせます。皆は幼稚園での生活の中で、お友だちと一緒になって喜んだり悲しんだり“思いやり”の気持ちを育んでくれました。人・動物・花・物、何にでも優しいみんなです。“ありがとう”」卒園児との思い出とお祝いの言葉を贈りました。続いて西川彭理事長は、「元気に小学校へ行ってらっしゃい」と、卒園児たちに温かいエールを送りました。

お別れのうたでは、和太鼓や組み立て体操を格好よくできたこと、それぞれの力をひとつに合わせて頑張ったことなど、園での思い出を『思い出のアルバム』の歌詞に込めて、卒園児、在園児、教職員、保護者の皆様で合唱しました。

式が終了すると、思い出がいっぱい詰まった保育室で、お友だちや先生と最後の時間を過ごしました。卒園アルバム、クラスみんなが自分の顔を描いたお皿、漢字辞書、えんぴつ、担任の先生からの写真付きの手作りメッセージカードなどをいただきました。そして「大きくなったね」「小学生になっても、また園に遊びに来てね」と先生がひとりひとり抱き上げて声をかけてもらいました。

入園してきた時と比べ、心も体も強く大きく成長した卒園児たち。4月からは、小学１年生です。お友だちと一緒に過ごした園での思い出を胸に、知らないことを知る面白さや、できなかったことができるようになるうれしさを味わいながら、新しい場所へと進んで行ってください。いつもみんなのことを応援しています。