6月21日（火）、この日は初めて、園児達がお金を持って、おかあさま方が運営してくださるパン屋さんにパンを買いに行く『パンday』を行いました。お店の名前は『おかあさんのパンやさん』　園児が、あらかじめ、お家の方と相談して購入するパンを決めておき、当日はお金を持参して、自分でパンを購入するという取り組みです。

　園児達はクラスごとにリズム室に用意された、『おかあさんのパンやさん』の前に集まります。いろいろなパンの絵や「いらっしゃいませ！」のかわいい看板がかけられていて、園児達はお店に入る前からワクワクしています。おかあさんのパン屋さんが、「みなさん、お財布はちゃんと持ってきましたか？」と笑顔で話しかけると、「オッケー！持ってきてまーす！」と、みんな元気に答えます。

　おかあさんのパン屋さんが鳴らすベルの音とともに、子ども達は元気に走り出し、自分で考えて選んだカウンターに並びます。そして自分の番が回ってきたら、注文しているパンの名前が書かれている紙をバッグから取り出し、パン屋さんに、「これください！」と、お願いします。パン屋さんから、「〇〇円です！」と言われると、財布からお金を出してお支払いをします。年少組には、今日が初めてのお買い物の園児もいるようで、お金を払い終えるとホッとしたのか、うっかりパンをもらい忘れそうになる園児もいます。パン屋さんから、「はい！こちらがご注文のパンです！　おいしく食べてくださいね！」とパンを渡してもらうと、「ありがとうございます！」と言いながら自分のバッグに入れると、自然に笑顔になっていました。

　クラス全員がパンを買い終えると、「パンを買えて大成功！」と、みんなでガッツポーズをとって達成感を味わいました。

　この日のランチは、『おかあさんのパンやさん』で、自分で買ったパンです。「私は、ウインナーのパンを買ったの！おいしかった！」「ぼくはたくさん食べるから４つも買ったんだよ！ぜんぶ食べちゃった！」と、園児達はランチの後で得意になって話してくれました。

　パン屋さんを運営してくださった、おかあさま方、園児達への良い体験をありがとうございました。