12月20日（火）、みんなが楽しみにしていたクリスマス会を行いました。大きなクリスマスツリーやキラキラのモールで飾られたリズム室には、この日のために自分で作ったお気に入りの帽子を被って参加している園児たちもいます。オープニングは、「サンタさんにとどけ！」という思いをこめて、「北の国から」をみんなで元気に合唱しました。

　続いて、「人形劇団クラルテ」さんによる人形劇「うりこひめとあまんじゃく」「おおかみと七ひきのこやぎ」を鑑賞しました。あまんじゃくとうりこひめのやりとり、七ひきのこやぎとおおかみ、お母さんやぎの緊迫した場面展開に静かな時間が流れ、園児たちは目が釘付けでした。

　第二部はリズム室の灯りが暗くなり、先生のハンドベルの演奏と静かなキャンドルサービスで、高まります。そうしていると遠くの方から、トナカイの鈴の音が聞こえてきたかと思うと、サンタクロースさんが奈良文化幼稚園に到着しました。園児たちはサンタさんの登場に大喜びです。「プレゼントは持って来てくれましたか？」という質問には、「もちろんじゃ！」とやさしく答えてくれ、園児たちが、「サンタさん、大好きです！」と言うと、「サンタも元気なみんなが大好きじゃ！」と返してくれました。また、「セイント・ニコラ」がサンタクロースの本当の名前だというお話もしてくれました。そして、園児たちは「サンタさん、来てくれてありがとう！」の気持ちを、歌のプレゼントにのせてサンタさんに贈りました。

　サンタさんが帰ったあとに保育室に戻ると、さっき、サンタさんが杖を振った魔法で届けてくれたプレゼントがありました。プレゼントは、お友達やおうちの人と仲良く遊べるようにと、サンタの国で作ってくれたコマです。「寒さに負けず、外でいっぱい遊んでくださいね。また、来年のクリスマスに会いましょう。」という、サンタさんからのメッセージとプレゼントを園児ひとりひとりが受け取って、思い出深いクリスマス会になりました。