3月31日（金）、令和5年度からの認定こども園移行にあたって、高田キャンパス学園会館で開所式を行いました。調田坐一事尼古神社の高津宮司様にお越しいただき、教職員一同ほか、来賓の皆様とともに玉串をお供えして、保育の安全と加護を祈願しました。

　続いて伊瀬敏史理事長より、保育室の設計・施工を担当いただいたZAC建築事務所 所長 座光寺さま、平成建設株式会社 代表取締役社長 吉崎真仁さまに感謝状を贈呈しました。学園会館の一部を改装した保育室は、安全な保育のための動線を考慮し、0歳児から2歳児の子どもたちがのびのびと遊べるかわいいお部屋になりました。

　挨拶の中で伊瀬理事長は、「この度少子化対応として、葛城市および大和高田市周辺のお子様のいるご家庭について、社会への働きを助ける趣旨でここに認定こども園として新たに発足する運びとなりました」と述べました。また角田道代園長は関係者各位のご協力に感謝し、「愛情豊かに応答的に関わることを大切に、教育と保育を一体として捉え、就学前の子どもたちの健やかな育ちと、そして未来につながる〝幸せに生きる力〟を育みたいと思います」と決意を述べました。

　昭和42年の開園から半世紀以上の時を経て、当園は認定こども園として新たな節目を迎えました。