6月21日（水）、葛城消防署と葛城消防団の方をお招きして、防火勉強会を行いました。

　「配膳室から出火しました！」の園内放送に、園児たちはすぐにお遊びをやめて、先生の指示に従い、保育室の真ん中に伏せて集まりました。
続いて「避難しましょう」の放送に、防災頭巾をかぶり、口を手で押さえながら園庭に避難しました。
先生は園児たちの人数を数え、全員が無事、園庭に集合したことを確認しました。
みんな慌てないで、落ち着いて素早く避難することができました。

　その後、梅の木広場で消防車の見学をしました。
園児たちからは「わぁ！すごい。こんなに近くで消防車を見るのは初めて」「大きいなぁ」と感動した様子でした。
消防署の方から消防車に搭載しているさまざまな道具や装置について、わかりやすい説明を聞きました。
園児からの「何で電話が付いているのですか？」「テレビみたいなのは何に使うのですか？」「どこから水を入れますか？」などたくさんの質問にも、優しく答えていただきました。

　次に消防団の皆様をリズム室にお招きし、年長組と年中組が防災の勉強会をしました。
もしも地震が起こった時はどうすればいいかを紙芝居で教えてもらいました。
　また、いざという時は「青忍者に変身しようね」、「あ」は頭を隠して、「お」はお口をチャック、そして忍者歩きで「“そろーりそろーり、にんにん”と避難してくださいね」とお話しがありました。
　また火災で煙にまかれないように、姿勢を低くして逃げる練習を、何人かの園児がチャレンジしました。
さらに防災のカルタを使って、さまざまな災害にどのように対処すればいいのかを、わかりやすく教えてもらいました。
　最後に消防団の先生から「みんなの大切な命を守るために、今日、お話ししたことをしっかり覚えておいてね」と伝えると、園児から大きな声で「はーい！」と返事がありました。