11月30日（木）、10月・11月生まれのお友達37人のお誕生会を行いました。

　カラフルな手作りの王冠をかぶった誕生児たちが、お友達と保護者の皆様の拍手に迎えられてリズム室に元気に入場し壇上に並ぶと、年長組から順に自己紹介をしました。先生からマイクを向けられると、みんなしっかりと大きな声で自分のお名前を言うことができました。

　お友達からお祝いの言葉に添えて「お誕生日」の歌が贈られました。続いて誕生児からも、「たんじょうびは　うれしいな　大きくなるから　うれしいな　たんじょうびは　だいすきさ　大きくなるから　大好きさ♪」と、うれしさをいっぱいに表現して、みんなにありがとうの気持ちを届けました。そして年長児からも『拍手をプレゼント』の歌が贈られました。

　続いて角田園長先生から「10月は運動会、がんばるぞ！の元気モリモリでパワーがあふれる月、11月は風が冷たくなってきて木の葉が緑から赤や黄色に変わってくる、そんな楽しくて素敵な月に生まれたみんな、これからもどんどん強く大きくなってくださいね。」とお祝いのお話がありました。

　先生たちからは、『日天さん月天さん』のお話が贈られました。ウサギさん、タヌキさん、ブタさんが、ニコニコ山のお祭りに行きたいけれど、途中には、怖いオオカミがいるとカラスに言われます。そこで、フクロウのおばあさんに、どうしたらいいかを相談すると、姿の消えるおまじない、「日天さん月天さん」を教えてもらいます。オオカミに出会って、おまじないを唱えるけれども、声が小さすぎて完全には姿が消えなかったり、さかさまに唱えて身体がさかさまになったりと、いろいろびっくりすることがありましたが、無事、オオカミから逃げることができました。オオカミも獲物をうまく捕まえようと、姿の消えるおまじないを教えてもらいますが、意地悪なので姿を元にもどすおまじないを教えてもらえません。困ったオオカミはすっかり反省して、みんな、このままではかわいそうと思ったので、元の姿にもどしてもらいました。最後は「ニコニコ山のお祭りだ！どんどんひゃらら、どんひゃらら、みんなでいっしょに楽しもう♬」と歌って、ハッピーエンドになりました。動物たちの身体がひっくり返ったり、半分だけ消えたり、みんなそのコミカルな様子に拍手と大きな笑いが巻き起こっていました。

　最後は保護者のみなさまへ先生たちからおめでとうの気持ちを込めて『うまれてくれてありがとう』の歌を贈りました。

　その後はそれぞれの保育室に戻り、先生とお友達からプレゼントをもらって、おとうさん、おかあさんといっしょに、誕生児はとてもうれしそうでした。保育室では、みんなで一緒にゲームをしてたくさん遊んで、給食の時間には、おとうさん、おかあさんに配膳をお手伝いしていただき、今日のお誕生会の楽しかったことなどを振り返りながら一緒に食べました。