2月2日（金）、園庭で節分会の豆まきを行いました。園児たちは手作りした鬼の面をかぶり、枡に豆を持って園庭に集まりました。

　緊張でドキドキしつつも、先生と一緒に「鬼をやっつけるぞ、えいえいおー！」と腕を振り上げて元気を出していると、不意に「ドーン、ドーン」と太鼓の音が響き渡りました。現れたのは、虎のパンツを履いた鬼たちです。金棒や剣を振り回しながら近づいてきます。
　園児たちは「あっちいけー！」と大きな声を上げて鬼に豆を投げました。園庭を走り回り、園児や先生を追いかけ回していた鬼たちでしたが、豆の嵐には勝てず、「まいった、まいった」という様子で逃げ出しました。園児たちが逃げる鬼の背中を追いかけてさらに豆を投げつけると、鬼はとうとう園から去っていきました。

　「やった！鬼に勝ったぞー！」と歓声を上げる園児たち。豆まきが終わった後は各保育室に戻り、「ぜんぜん怖くなかった」と胸を張る園児もいれば、「怖かったぁ」と話す園児もいました。そして、数え歳の数だけ、「おもちゃ片付けない鬼、出ていけー」「ユーチューブばっかりみる弱虫鬼をやっつけろ」「めんどくさい鬼、ばいばい」と自分のからだの中にいる鬼をやっつけるために一粒一粒かみしめながら食べました。