10/2(水)〜4(金)の3日間、学園会館の2階で、「えのほんひろば」が開かれました
「香芝えほんの会 いちご」代表の宮田和子さん、おはなしクラブのお母様方がサポートしてくださり、子どもたちのための約220冊もの本が並びました。
絵の本広場に入ると、飛鳥・橿原ユネスコ協会から届いた絵本や図鑑、写真集、料理本、迷路からパラパラ漫画まで、たくさんの本がずらり。
宮田さんが『101 VEGETABLE FACES』という本を手に「これなにー?」と語りかけると、「ブロッコリー!」「きゅうり!」などとさまざまな答えが元気に返ってきます。野菜を並べて作ったいろんな顔を見て、笑ったり、真似をしてみたり。
次に宮田さんが取り出したのは、「ぞうのボタン」という絵本。ぞうのボタンを1つ、2つ…とみんなで一緒に外すと、中から他の動物が出てきます。最後のページを開くと…みんなびっくり!何にびっくりしたか、お子さまたちに聞いてみてくださいね。
そして、子どもたちが自分で本を選んで、ひろば読みは続きます。「ひろば読み」とは、大人が本を選んで静かにさせて読み聞かせるのではなく、子どもたちが自ら選んだ本を、会話をしながら自由に読んであげること。
たくさんある本の中からお気に入りの1冊を選ぶ楽しさや、自分でページをめくって本の世界の扉を開く喜びを味わえたり、また本を通してお友達との仲が深まったりと、ひろば読みにはいいところがたくさんあります。
字が読めても読めなくても関係ありません。パラパラと眺めているだけでもいいのです。なかなか本を選べなくても大丈夫です。自分のペースで本を選んで、自分の興味にまかせて読む。大人たちはそれを見守るだけでいいのです。見ていると、1人で真剣に虫の図鑑を読む子、「一緒に見よう」と声をかけ合い、ワイワイおしゃべりしながらみんなで1つの本を読む子たち、ジャバラの絵本を広げて輪っかにして、絵本の街を作り、その中で寝そべったりして自由に読む子たちなど、みんな思い思いに本の世界へ入り込み、新しい驚きや発見を見つけました。
時間いっぱいに本の世界を楽しんだあとは、ちゃんとおかたづけをして、お部屋へ戻りました。