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2歳児保育「おひさま・ぽっかぽかルーム」を開催しました

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 奈良文化幼稚園では、地域の皆様の子育て拠点となるように、葛城市にお住いの未就園児親子様を対象に、子育て支援 「おひさま・ぽっかぽか」ルームを定期的に開催しています。
 6月17日(火)は、奈良県内を中心に活動されている「おむつはずし隊」の皆さんを講師にお迎えしてトイトレ講座を開いていただきました。
 まずはじめに、「今日はいいうんちが出たよというお母さんはいますか?」との問いかけに、お母さんたちは一瞬たじろぎます。「子どもたちがトイレを覚えるためには、まずお母さんたちがトイレを意識することが大事」と語るのは、おむつはずし隊の二宮やすこさん。なぜなら、お母さんが1週間便が出なくても平気だと、子どもの便にも鈍感になるそうです。
 排泄は、老廃物を体外に排出する、生命維持に欠かせない働きです。にもかかわらず、食べることに比べると後回しにされがち。基本的欲求の根幹である生理的欲求の1つでもあるので、しっかり意識して、うまくオムツの外で排泄できた時はお母さんも「気持ちよかったね」と一緒に喜んであげることが大切なのだそうです。
 また、便は皮膚を溶かす成分もあり、おむつをしているからといって放置していいわけではありません。気持ち悪いことを気持ち悪いと認識して対処することは、自分を大切にする姿勢に繋がります。子どもたちの精神面にも影響があるのです。
 おむつはずし隊の二宮さんは、子どもに近い目線で、なぜトイトレが必要か、さらに失敗を乗り越えて子どもたちが気持ちの良い排泄ができるようになるまでを教えてくださいました。
 未就園児のお母さん方は、終始メモを取りながら真剣に耳を傾けていました。最後の質疑応答では、時間ギリギリまで様々な質問が飛び交い、有意義な時間となりました。
 トイトレは、時間がかかりますが、親子の絆を深める貴重な時間でもあります。イライラする日もあるかもしれませんが、失敗を恐れずに、一歩ずつ、お子さまの成長を信じて進んでいきましょう。