七夕まつり会を行いました
7月7日(月)の七夕の日、毎年恒例の七夕まつり会を行いました。
リズム室には、園児たちの願い事の短冊や折り紙で彩られた笹が、たくさん飾られています。園児達は自分やお友だちの願いごとの短冊を指さしながら、これから始まる七夕まつり会が待ちきれない様子です。
最初に園長先生から、七夕のヒコボシとオリヒメのお話をしてもらい、園児たちは夜にお星さまを見るのが楽しみになった様子でした。
続いて先生からの出し物、「そでふりすずめ」です。ある朝、3羽の子すずめの兄弟の母さんが目を覚まさなくなってしまったので、どうしたらいいか、もみじもりのふくろうじいに聞きにいくことにしました。生まれて初めて竹林をでた3羽は、ふくろうじいから、七夕の夜、天の川の水をとってきて飲ませれば、母さんは目を覚ますと教えられます。3羽は一生懸命飛ぶ練習をして、とても遠い天の川まで飛んでいこうとするお話です。
3羽の子すずめの兄弟が、ほんとうに天の川まで行って、母さんすずめのために水を汲んでくることができるのかと、園児たちは食い入るように舞台を見つめていましたが、オオハクチョウが登場して、3羽の子すずめの兄弟を乗せて天高く舞い上がって行き、最後は母さんすずめのために天の川の水を汲んできて飲ませることができ、母さんすずめが目を覚ました様子に、みんなホッとして笑顔がこぼれていました。
楽しい出し物の後は、園長先生から七夕のお供え物についてのお話があり、続いて、園児たちが短冊に書いたかわいい願い事の紹介がありました。年少組のお友だちは、「大きくなりたいな!虹色の新幹線を運転したいな!」。年中のお友だちは、「ピンクの水たまりで遊んでみたいな!流れ星とお空を飛びたいな!」と、素直で夢にあふれた願い事です。年長児のお友だちは、「歌が上手になりたいな!早くオリヒメとヒコボシが天の川で会えたらいいな!」と、自分が前に進む夢や、思いやりにあふれた願い事です。
晴天のこの日、夜に見ることができる天の川に思いをはせて、最後に、「きらきらぼし」をみんなで合唱しました。